就業支援

 来年度から生活保護者、無職の若者を対象とした就業支援を実施するよう。職安に専門組織を設置して、対象者に合宿や一定期間の通学で就業能力を高め職場定着をめざす。
 
 表向きの狙いは前文の通り、本当の狙いは生活保護費を減らす対策として実施する。就業支援を拒否した者は就業意欲がないと判断され生活保護費を減額する。現在の生活保護費の年間支出は2兆3600億円だそうです。必死で働いた給料から税金を捕られ、働かない人にその税金を投入されるのは納得いかないです。身体的な問題で働けない人には生活保護費を渡しても良い。しかし五体満足の人が労働せずに生活保護費を渡されるのは納得できない。
 
 世間を眺めてみると、無気力な方が得しているように思える。悪い状況を打破するために、誰か一人が頑張る。それを見て無気力な人は協力せずにただ傍観者として観察する。結果、成功せずに終わるとそれを話のつまみとして楽しむ。つまり、頑張る分だけ損する確率が増える。
 
 事情がどうあれ、現在上昇しているニート、フリーターの者は傍観者のままで人生を過ごしてきたのではないか?そういった者に税金を投入するのは間違いである。就業支援する場合は現状を打破しようと努力したものだけに与えるというのが正論である。

 教育現場でも、勉強がわからない子には徹底して教員が指導する。勉強がわからないのは教員の責任。といわれるが、勉強ができる、できないは子供自身が自己努力の差が大きいのでないだろうか。できない子を軸にして授業をすると、できる子は無駄の時間を過ごすことになる。予習して授業を理解できた子は結局、損をするわけで、努力しない方がお得だ。このような状況を文科省が見過ごすのであれば現在より、無気力な若者が増加するに違いない。自己が頑張らないでも誰かが助けてくれる。「人が助けてくれなかったら、その人が悪い。だからその人は悪い人だ」「どんな状況でも人が助けてくれる」と認識してしまう。つまり自己中心の性格を形成するようになる。今のような教育が続くと、この日本はどうなるのだろうか。

 少なくとも私は自己で現状を打破する気持ちを忘れずにいたい。


うーん、硬い文章になってしまった。まーこんな感じで毎日、コラムをつけてきます。