夜回り先生

 帰宅後、テレビをつけると夜回り先生の番組が流れていた。一応、同業者の仕事ぶりを研究する目的で眺めていた。薬物を乱用してあげくの果てに大人の責任にする子供、それを助けようとする水谷先生。うーん、これで何かが変わるのかなーと感じた。薬物乱用する時点で再生するのは難しい。この状態になったらお手上げですなー。
 
 うーん子供が順調に育つにはどうすればいいのだろうか?方法は2つあると思う。まず、一つ目は水谷先生のようにじっくり子供の話を聞く。2つめは子供の話に耳を傾けない。子供が勉強してきて考えてきたなと感じたら話を聞く。
 
 果たしてこの2つの方法はどちらのほうが良いのだろうか。前者の方法は、現在の教育業界で基本としていることである。この方法の長所は子供も考えている事がわかる、子供との距離が縮まるということが挙げられる。だが、この方法は大人と子供の関係が友達感覚になり、相手の気持ち、状況を考えない性格を形成することになる。このままで会社に就職した場合どうなるのであろうか。上司、先輩との会話が成立せずに孤独化するのではないか。後者の方法はこれの逆である。どうすれば、人は自分の話をしてくれるのか、またどんな状況であれば話をしてくれるのかを理解することができる。これは会社で働く場合に強力な武器になる。
 という感じ考えていくと、教育は努力した子供の話を聞くという方が良いのではないかと考える。子供を中心に考えると子供の精神年齢が成長せずに未成熟な大人となる。この未成熟な大人が子供を教育することができるのだろうか。

 うーん、教育は難しい。結局のところ、どうしようが自己が目的に向かって誠実に努力すれば、その姿を子供が見て大人になるんじゃないでしょうか。つまり、大人が自分の背中で子供を引っ張ればいい。

硬いなーまーでも今日の内容は自分の専門ですから・・・この位、まじめに書かないと