実質、無借金経営

 上場企業の3社に1社が実質無借金、経営をしているそうです。10年前に比べて、10%も増加。この事をみると、ようやく正常な経営に戻ったのかなと感じますね。金融機関の借入も前倒しに返済している企業も出てきているし、この事が株価上昇につながることは間違いないでしょう。
 個人も企業も自分の許容範囲でやりくりするのが大事な事だと思います。そんなわけで、僕の株投資対象は有利子負債が利益剰余金を上回ってないことが条件です。

 さて、経済のことは、これくらいにして・・・今、一番きになる教育問題について書いておきます。
 一日考えた結論として、僕は子供たちに必要な教育とは「他人から信頼してもらうためにはどうすればいいのか」という方法を教えることだと思います。友達や恋人、家族、後輩、職場の仲間などに信頼してもらう事が生活の中でもっとも重要ことと自負してます。
 なぜなら、周りからの信頼がなければ人間の欲求階層構造の上位に行くことはできません。日本では下位の欲求である生理的欲求、安全は確保されてます。ただし、次の段階の愛と所属性には相手の信頼がなければ維持できません。現代の子は個人主義が強く周りの信頼が得られず、自分の世界に閉じこもる傾向が見られます。これが長引くと結局、ニートのような状態に落ち着きます。これを防ぐために教育現場で「他人から信頼されるにはどうすればいいのか」を教えていくことが最適と感じます。
 
 「信頼されるには」なんか文科省のような実態のない言葉を使ってしまいました。僕自身、人から信頼される方法は目的に向かって懸命になる。ありきたりだと思いますが・・・。教員自身も目的を持ち懸命に生きる。この姿が子供たちにつながるはずです。僕自身も今年は生きた経済を学ぶことに本腰を入れていこうと思います。